口蹄疫の影響とその対応
JA鹿児島経済連の対応
1.対策本部の設置等
平成22年4月28日
JAグループ鹿児島口蹄疫対策会議(緊急組合長会議)
JAグループ鹿児島口蹄疫対策本部の設置
平成22年5月6日・10日・21日
各連常勤理事会
口蹄疫人的支援、子牛農家の資金繰り助成、せり市延期・中止、飼料無償提供
平成22年5月19日
知事・県議会議長とともに
県選出自民党国会議員、民主党、政府(農水省・総務省)へ要請
2.せり市の延期・中止
万一の発生の際に、迅速・的確な初動防疫を行い、被害を最小限にとどめるために作成。
平成22年4月21日
曽於家畜市場子牛せり市延期
平成22年5月6日
姶良成牛せり市中止決定
平成22年5月
子牛せり市延期、成牛せり市(育成牛)・子豚せり市の中止
平成22年7月20日
与論市場を皮切りに再開
平成22年7月27日
県本土においては鹿児島中央市場から順次再開。
※出荷遅延の影響を受けた子牛頭数:約3.7万頭
3.畜産関係行事の延期・中止(平成22年4月21日)
和牛登録審査、子牛検査、畜産共進会、枝肉共励会、農家検討会
4.子牛検査延期対応
- 日数超過子牛への救済措置
- 畜産協会・和牛登録協会が対応
5.消毒薬の無償配布
平成22年
4月23日
消毒薬の無料配布(概算2,700万円)
4月24日
消毒薬の小分け〜配付
4月30日
制限区域内に消石灰を無償配布(39.2トン)
5月1日
踏込消毒槽の無償配布(10,760個)
5月10日
口蹄疫侵入防止消毒体制への人的支援開始
(伊佐地区:9名/日、あいら地区:3名/日)
6月4日
法的消毒ポイントの解除、再編整備
自主消毒ポイント12箇所
車輌用消毒マット設置ポイント11箇所
6月8日
消毒薬無償配布(炭酸ソーダ)
6.配合飼料の無償配布
平成22年4月30日
子牛せり市を延期した生産者に配合飼料を無償配布決定
(延期子牛1頭につき2袋を無償配布)
7.広報啓発
新たな対応
地域ぐるみ防疫・衛生意識高揚対策事業(一部新規)
(1)地域毎の集団的な消毒体制の整備
- 自衛防疫組織の育成、集団的な消毒用機器の整備
- 畜産密集地帯等における車両消毒装置等の整備
(2)地域に応じた畜舎衛生管理資材の供給
- 畜舎の敷料製造機械等の整備