知って得する牛肉の機能・効能・レシピ
意外?な牛肉のはたらき
ダイエット効果が期待できる
牛肉に含まれるカルニチンは脂肪の燃焼に不可欠です。
牛肉 de ダイエット?
カルニチンは食事で摂った脂肪や体内に蓄積されている余分な脂肪の分解を促進して、エネルギーに変換する作用が認められています。
カルニチンは食肉、特に牛肉に一番多く、豚肉の倍量、鶏肉の6倍含まれています。
カルニチンは、リジンとメチオニンという二つの必須アミノ酸から生合成されますが、多量にはつくられないのです。
体内で合成されるのは25%程度で、残りは食べ物から摂取しなければなりません。
通常の場合、食肉に含まれるカルニチンを食べていれば欠乏することはありませんが、
ダイエットをしていて、脂肪を控えるために肉を避けている場合は不足するかもしれません。
カルニチンは脂肪の燃焼に不可欠ですから、そうした極端な食事制限をすると、かえって脂肪は減らないことになってしまいます。
カルニチンは脂肪酸を運ぶ役割を果たします。筋肉中でカルニチンがたくさんある状態であれば、それだけで効果的、相乗的に脂肪が代謝されるので、
カルニチンの脂肪燃焼効果は、運動することで高まります。
また、カルニチンは運動機能の強化とか持久力のアップ、抗疲労効果があることが示唆されています。
更に、カルニチンには血中の中性脂質を下げる効果や、コレステロール低減作用もあるとされています。
出典:「財団法人日本食肉消費総合センター 牛肉の全てがわかる本」より