豚肉を食べて記憶力向上!?
バランス良く食べて記憶力アップ
豚肉のレバーやもも肉に含まれる多価不飽和脂肪酸であるアラキドン酸は、
人間にとって無くてはならない成分で、レバーには非常に多く含まれています。
多価不飽和脂肪酸は体内で合成できず、食品から摂取しなければならないことから「必須脂肪酸」とも呼ばれます。
アラキドン酸は、免疫機能を調節したり、学習能力や記憶力を向上させるなど、
豚肉に含まれている脂肪酸の機能性として欠くことのできない成分といえるでしょう。
また、1つの神経細胞から次の神経細胞へ情報がどのように伝わるかという実験において、
アラキドン酸を投与すると伝わり方が良くなったと報告されています。
大雑把に言えば、頭の回転が速くなるということでしょう。それは、アラキドン酸やDHAのような不飽和脂肪酸は、
細胞の膜を柔らかくする働きがあるからではないかと思われます。
しかし、神経細胞間の情報の伝わり方がよくなる働きは、薬を飲んで何分後に効くということとは異なります。
長期的にみて、バランスの良い栄養をとることが大切です。
出典:「財団法人日本食肉消費総合センター 豚肉のチカラ」より