カルノシン疲労抑制作用がある
牛肉で疲れを抑える!
この他食肉ペプチドの一種でカルノシンという物質があります。
最近このカルノシンには酸化を予防する働き(抗酸化作用)があり、体内で生じやすい過酸化脂質を抑えることがわかってきました。
カルノシンは筋肉や心臓ではPHを調整する働き(緩衝作用)のあることも認められています。
人が強度の運動をすると乳酸が生成され、筋肉のPHが低下して疲労をもたらします。
しかし、カルノシンにはこれを抑制する働きがあるのです。(つまり疲労抑制作用がある。)
更に、食肉からは脂肪の燃焼に不可欠なカルニチンという物質も見つかっています。
カルニチンは、食事で摂った脂肪や体内の余分な脂肪の分解を促し、エネルギーに変える働きのあることが認められています。
出典:「財団法人日本食肉消費総合センター 牛肉の全てがわかる本」より